
樽職人を希望していた大学生が就職活動中にIchiro's Maltに出逢いました。「働くならココだ!」と考え、求人募集を行っていなかった当時のベンチャーウィスキーに何度もアプローチ続け、就職が決まってからも自分の夢を描き続ける夢我人さんのお話です。
ベンチャーウィスキーの紅一点、門間麻菜美さん。
大学で醸造学を専攻していた門間さんが、在学中にウィスキーの魅力に取りつかれたきっかけはジャック・ダニエルでした。その香り深さや特徴のある喉越しに感動した門間さんは、酒の熟成に強い興味を持つのと同時に、熟成に大きな影響をもたらす『樽』にも大きな関心も持ち、いつしか『樽職人』を志望するようになりました。
そんな門間さんがはじめてIchiro's Maltに出逢ったのは、東京都中野区にあるバーでした。当時大学生で就職活動中だった門間さんは、そのウィスキーの個性と特徴に感動して「働くならココだ!」と考えたそうです。
その頃ベンチャーウィスキーは求人の募集は一切していませんでしたが、門間さんはそんな事はお構いなし。自分で製造元の企業とその連絡先を調べて、一方的に就職を希望するメールを送りました。
そんな大学生らしからぬ行動力の持ち主であった門間さんでしたが、Ichiroさんからの答えはNO...。
「もともと求人募集もしていない会社へのダメもとのメールだったし…仕方ない、別の会社を探そう。」
そのように普通の大学生なら諦めるところですが、門間さんは持ち前の前向きさを発揮します。
「本来ならそんな世間知らずの学生のメールなんて、無視しても良いはずじゃないですか。」
少しはにかみながら門間さんは話します。
「返事をくれるってことは私に少しでも関心があるってことでしょ?可能性があるなら諦めませんよ(笑)」
その言葉通り、門間さんは3度断られてもその度にIchiroさんにアプローチを続けました。そして卒業後の4月、正社員としてベンチャーウィスキーに入社することに成功するのです。
就職が決まってからの門間さんは入社前からボトリングの手伝いやラベル貼り、イベントの手伝いなどに携わるほか、フォークリフトの免許を取得するなど非常に精力的に行動しています。
そして門間さんはベンチャーウィスキーを通じて、自分の将来像を描いています。
いつかは自分もウィスキーの造り手として独立してみたい。
いつかはボス(※門間さんはIchiroさんをボスと呼びます)のような情熱を持った造り手となりたい。
ベンチャーウィスキーの夢も、門間さんの夢も、秩父蒸留所から少しずつ未来へ向けて歩み始めました。
【ベンチャーウィスキーを支える人達】
左から門間さん、内堀さん、Ichiroさん、渡部さん
門間さんから見たIchiroさんはどんな方か聞いてみました。
「ボスですか。そうですね…行動派で飲みすぎで、最高のサービスマン?って感じでしょうか。」
そして何かを思い出したように「クスッ」可愛らしく笑いながら続けます。
「あとお笑いが大好きみたい。エンタの神様とか大好きで。実はかなりのお笑い通なんですよね。」
取材の中では見受けられなかったIchiroさんの意外な一面でしたが、上司のことを笑いながら話せる辺り、会社に溢れる明るい雰囲気を感じることが出来ました。